ロイヤルカナン、やめるべきか迷っていませんか?
こんにちは、愛犬のそばで在宅ワークをしているもちこです。
7歳になるミニチュアダックス(メス)と暮らしており、子犬の頃からずっとロイヤルカナンを与えてきました。
うちの子が食べてるフードはこちら👇

でもネットで「ロイヤルカナン」と検索すると、「やめたほうがいい」「発がん性物質が含まれている」などの情報が多く目に入り、不安を感じたこともあります。
不安な口コミもありますが、実は、ロイヤルカナンは国内で約35%の飼い主さんがメインフードとして選んでいる人気ブランドでもあります。
療法食にいたっては、動物病院でのシェアが約65%というデータもあります(※2021年時点・ロイヤルカナン公式サイトより)。
この記事にたどり着いたあなたも、「このまま与え続けていいのかな…」と、迷った経験があるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、うちはロイヤルカナンを7年間与え続けてきました。
これまで大きな病気もなく、健康に元気よく育っています。
もうすぐ8歳になりますが、シニア期に入ってもこのままシニア向けフードに切り替えてロイヤルカナンを続ける予定です。
なぜなら、「やめたほうがいい」とネットで言われていても、
獣医さん、ペット介護の方、ショップの店員さん──
どの専門家に聞いても、「ロイヤルカナンは安心してすすめられるフード」だと口をそろえて言っていたからです。
この記事では、「やめた方がいい」と言われる理由と向き合いながら、冷静に判断するためのヒントをお伝えします。
ペットとの暮らし方も、ごはんの選び方も、正解はひとつじゃありません。
プレミアムフードを与えていない=愛情が足りない、ということではありません。
きっとあなたも、「今のままでいいよ」と背中を押してほしくて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
私も悩んでネットでたくさん調べ、ロイヤルカナンを与え続ける選択をしました。
この記事では、「やめた方がいい」と言われる理由と向き合いながら、冷静に判断するための材料を、私の実体験とともにご紹介します。
そのうえで最終的に私が選んだ理由を、実体験を交えてお伝えします。
✅ なぜ“危険”と言われているのか?
✅ 本当にやめるべきケースとは?
✅ 私が悩んだ末に出した結論と、その後の変化とは──?
情報があふれる今だからこそ、不安に振り回されるのではなく、 あなた自身が納得して選べる、判断の軸になる考え方を得ていただけたらうれしいです。
ロイヤルカナンを「やめたほうがいい」と感じたきっかけ

SNSや口コミで目にした「不安な声」
このロイヤルカナンというフードに出会ったのは、愛犬を迎えた日がきっかけでした。
うちの子(マロン)は、たくさんの犬種を扱うブリーダーさんから譲っていただいたミニチュアダックス。
犬を飼うのは初めてだった私は、右も左も分からず、最初に手渡されたのがロイヤルカナンのパピーフードでした。
そう言われて、何の疑いもなくとりあえず言われたとおりに与えました。
しばらく経って、フードがなくなりそうになったとき、
「今ある分が終わったら、次はどうしよう?」
と考えたのがきっかけで、ネットでフードを検索してみました。
そして驚いたのが、「ロイヤルカナン やめたほうがいい」という口コミが目に入ってきました。
「発がん性物質」「安い原材料」「食べない方がいい」など、不安をあおる情報がたくさん出てきて、なんだかモヤモヤ。
調子はいいのに、なぜかモヤモヤ…
愛犬マロンは、食欲も旺盛で、毎日元気いっぱいに育ってくれました。
大好きなごはんをおいしそうに食べて、体調の面でも気になることは一度もありませんでした。
それでも気になるネットの口コミ。
「ロイヤルカナンはやめたほうがいい」「添加物が不安」など、ネガティブな意見がどうしても気になりました。
そこそこいい値段するフードなのに、なぜこんなに悪く言われるんだろう?
ブリーダーさんから勧められたのに…と思い、モヤモヤ。
心配になって、ペット看護師を務める友人に相談してみると、
と言ってくれました。
ネットの情報と友人の言葉のギャップに正直戸惑うばかり。
本当にこのままでいいの?と感じた瞬間
口コミ、成分、製造国、BHAなどの添加物、知恵袋、SNS、獣医さんの意見まで──
調べるほど、不安も増えていきました。
でも、最終的に次のように考えることにしました。
📍マロンが体調を崩したわけではない
📍獣医さんに勧められた
📍他のフードに替える理由が特にない
このような理由から、私はそのままロイヤルカナンを続けることにしました。
また、ロイヤルカナンには「消化器サポート」など、体調に応じて選べるラインナップがあるのも心強く、実際にお腹が緩いときに役立ったことも。
だからこそ、今も我が家はロイヤルカナンを選び続けています。
やめるべき?続けてもいい?判断のポイント

我が家は、ロイヤルカナンを続ける判断をしました。
とはいえ、ネットに出てきた口コミや添加物、発がん性物質など、それらの情報がまったく根拠がない情報というわけではありません。
だからと言って、絶対いけないわけではなく、うちのマロンのように、ロイヤルカナンを食べていても元気で問題がない子もいれば、全然合わない子もいます。
大事なことは、”うちの子に合っているかどうか”という視点だ判断すること。
では、どんな子には良くて、やめたほうが良いのはどんなときなのかお伝えします。
ロイヤルカナンが合っているケース
そもそもロイヤルカナンを医師が勧める理由は、
年齢、犬種、病気などそれぞれの状況にあったフードの種類が豊富なこと。
そして、長年愛用されている信頼も一つの要因です。
これを考慮し、どんな子に合うのかまとめてみました。
🔹食欲・体調が安定している
🔹うんちや毛並みが良好
🔹他のフードに替えて体調を崩した経験がある
🔹獣医師の指導をうけている
🔹目的別(消化サポート・避妊去勢後など)に専用ラインが役立っている
今もし与えていて、問題がないのであれば、無理に変える必要はありません。
やめた方がいいかもしれないケース
次は、ロイヤルカナンをやめて別のフードにした方がいいとおもう子たちのチェック項目を用意しました。
チェックしてみてくださいね!
✔️ フードの匂いが苦手で食いつきが悪い
✔️ 皮膚や便に異常が出る(下痢・アレルギー反応など)
✔️ 添加物にどうしても不安を感じる
✔️ 国産・無添加・ヒューマングレードにこだわりたい
✔️ 複数のフードを試したが他の方が相性が良さそう
例え、どんなに犬にのことを考え作られたフードだとしても、飼い主が納得できないまま続けることはおすすめしません。
まずは、「うちの子にはこれが良い」と思えるものを選んでくださいね。
「悪いもの」とは限らないという事実もある
ロイヤルカナンは、ペットフード業界で最大手のひとつであり、栄養設計や製造管理も厳格に行われています。
ですので、動物病院の処方食としても広く使われています。
一部のネガティブな意見が強調されやすいのですが、ロイヤルカナンによって健康を保てている子も多く存在します。
大事なことは、「合う、合わない」はどのフードにもあるということ。
もし実際に与えてみて「合わない」と感じたら、迷わずやめるべきですが、合っているのなら、それは立派な“正解のひとつ”です。
ロイヤルカナンが「やめた方がいい」と言われる理由とは?

① 添加物(BHA・ソルビン酸カリウムなど)の懸念
ロイヤルカナンには、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やソルビン酸カリウムなどの保存料・酸化防止剤が使用されています。
これらはフードの劣化を防ぎ、品質を安定させるために添加されているものです。
BHAについては、マウスの大量摂取実験で発がん性が指摘されたことがあり、その影響で「危険なのでは?」と心配する声が上がるようになりました。
しかし、実際フードに使われている量は極めて微量であり、日本・アメリカ・EUなど多くの国で安全基準の範囲内での使用が許可されています。
また、ソルビン酸カリウムはカビや細菌の繁殖を抑える保存料として食品にも広く使われており、こちらも同様に安全性は確認されています。
もちろん、「添加物を一切避けたい」「ナチュラル志向でいきたい」という方には、不向きかもしれません。
ですが、含まれているから即NGというわけではないこと、そして大手メーカーとして基準内での使用が厳しく製造管理されていることは理解しておくと安心です。
② 原材料に穀物が多い
もともと犬は肉食寄りの雑食性であり、動物性たんぱく質を主成分とする食事のほうが体に合っているとされています。
そのため、一部のロイヤルカナン製品に含まれるトウモロコシや小麦といった穀物が主原料であることに不安を感じる方もいます。
とくに「グレインフリー(穀物不使用)」の考え方を支持する飼い主からは、
「犬にとって穀物は不要では?」「消化しづらいのでは?」といった意見がよく見られます。
ただし、穀物=悪ではありません。
適量であれば消化吸収のしやすいエネルギー源にもなり、すべての犬が穀物を嫌うわけでもありません。
とはいえ、小麦やトウモロコシにアレルギーを持っている子や、皮膚トラブルが出やすい子は避けたほうが良い場合もあります。
その場合、グレインフリー製品や別のアレルゲン除去対応フードに切り替える選択肢もあります。
ロイヤルカナンが合わない子向けのご飯をいかに載せておきましたので、チェックしてみてください。
③ 食いつきに関する意見の分かれ
ロイヤルカナンには、「うちの子が食べない」「飽きやすい」といった口コミが一定数あります。
実際袋を開けると、香りが強くちょっとクセのある、スナック菓子みたいなにおいがします。
袋を開けた瞬間、なんとなく「ジャンキーなおやつっぽい?」って思ってしまう、あの香り。
一方で、「ずっと食べ続けてる、好き嫌いがあっても食べる」という声もあります。
これは、味や香りの好みが犬によってまったく違うため、万人向けというのは難しい事情はあります。
もしあまりにも食いつきが悪い場合は、ロイヤルカナンの他のシリーズのフードや、用途別のフードに替えて試してみてもいいのではないでしょうか。
「食べない=悪いフード」というわけではなく、愛犬の好みに合うかどうかが判断のカギです。
④ 生産地や価格への不信感
ネットでは、「ロイヤルカナンは中国産では?」という声も見られます。
たしかにロイヤルカナンは世界中に工場を持っており、日本向けの商品も、製造国が複数存在します。
ですが、日本で販売されている多くの製品は、フランス・オーストリア・韓国などの公式工場で生産されており、品質管理もしっかり行われています。
製造国はパッケージ裏面に記載されているので、不安な方は一度チェックしてみると良いでしょう。
(うちで与えているロイヤルカナンは、原産国フランスでした。)
また、ロイヤルカナンはプレミアムフードの中でもやや高価格帯に入ります。
そのため、「高いのに穀物が多い」「添加物も入っている」と感じて、コスパ面での不満を抱く方もいます。
国内で製造されているナチュラル系の国産フードなどと比較して「もっと安心できる選択肢があるのでは?」と考えるのも、当然のことです。
とはいえ、価格が高いから悪い、安いから危ないという単純な判断ではなく、そのフードが、「自分の犬に合っているかどうか」を基準にすることが大切です。
わたしが“やめなかった理由”と、続けてわかったこと

ロイヤルカナンと他のフードを比べ、調べる中で、私が判断する基準になったことリストにまとめてみました。
もし迷っている方がいたら、判断するための基準になればと思いますので載せておきます。
「やめるか迷ったとき、何を調べたか」
調べたことはこちら
✔️ BHAや保存料の安全性(量、国の基準)
✔️ 原材料の内容(トウモロコシ、小麦の割合や目的)
✔️ 知恵袋やSNSでの「リアルな口コミ」
✔️ 実際に与えている人のレビュー(ブログ、動画)
✔️ 獣医師やペット看護師の意見
✔️ 公式サイトのFAQや製造情報
ロイヤルカナンやめた方がいいと言われる一番の理由は、添加物、保存料が含まれること、また、材料が穀物中心であることを調べる中で特に心配していました。
しかし、信頼する身近な獣医さんや看護師の友人の話を聞くなかで、気になる点はあるけれど、毎日与えるのものとしてうちのマロンにはいいのだと判断しました。
結局、私が続けてる理由
以下のようにな理由で続けることを決めました。
✔️ マロンに体調のトラブルがなかった
✔️ 便や毛並みが安定している
✔️ 獣医師にも「問題ないよ」と言われた
✔️ 体調に合わせてフードが選べる(消化器サポートなど)
他のフードをあげたこともありますが、マロンはどれもわりと普通に食べてくれました。
特に下痢をしたこともなく、「ロイヤルカナンじゃなきゃダメ」という感じではなかったです。
でも一方で、おやつを変えたときにお腹がゆるくなったことがあって
「ちゃんと合っているごはんを選んであげるって、大事なんだな」と感じたことがあります。
ロイヤルカナンを与えているときは、便の状態も安定していて、毛並みもよく、全体的に調子がいい印象です。
無理に変える理由がないから、今も続けています。
そろそろシニア期を迎えるマロン。
心配なのは、ダックスに多い「椎間板ヘルニア」のリスクです。
ロイヤルカナンは療法食(病気のケア向けフード)も多く扱っていて、
「いざというときに、食べ慣れていないフードに急に変えなくていい」という安心感もあります。
「続けてどうだった?」
ロイヤルカナンを続けてきて感じたことは、以下の点です。
📍 体調を崩すことが一度もなかった
📍うんちの状態が安定している
📍 毛並みがふわっとしてツヤがある
📍 ごはんの時間を毎日楽しみにしている
📍健康診断でも「良い状態ですね」と言われる
ロイヤルカナンを続けて7年近くになりますが、体調を崩したことは一度もなく、元気に過ごしています。
とくに感じているのは、便の状態が安定していることと、毛並みがふわふわでツヤがあること。
健康診断でも「いい状態ですね」と言っていただくことが多く、安心して続けられています。
もちろん、どんなフードでも合う・合わないはあると思いますが、うちの場合は「続けてよかったな」と感じることばかりです。
ロイヤルカナンをやめたい人におすすめの代替フード

ロイヤルカナンを続けている私ですが、調べる過程でよく見かけた“代替フード”もいくつかご紹介しておきます
もし「やめたほうがいいのかな…」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
① このこのごはん:添加物が気になる人に
✔️ 香料・着色料・保存料 無添加
✔️ 小型犬専用・国産
✔️ 原材料がヒューマングレード中心(鶏肉メイン)
✔️ 便臭・毛艶の改善で人気
▶公式サイトで詳しく見る
② モグワン:グレインフリー+コスパ重視派に
✔️ グレインフリー(穀物不使用)
✔️ 肉と魚をバランスよく配合
✔️ 食いつきに定評あり
✔️ 価格もプレミアムフードとしては抑えめ
③ 安心犬活:ヒューマングレードにこだわるなら
✔️ 完全国産・無添加
✔️ 人が食べられるレベルの原材料
✔️ 公式サイト中心の販売で情報がわかりやすい
✔️ 添加物・アレルゲン対策に気を配っている
フードの切り替えで失敗しないコツ
フードを変えるときに「うちの子に合うのかな?」と不安になりますよね。
でも正しい方法で切り替えれば、体への負担を最小限にしながらスムーズに移行できますよ。
私はずっとロイヤルカナンしか与えてこなかったので、シニアになるマロンのために、久しぶりにごはんの切り替え方を調べてみました。
せっかくなのでまとめておきますね。
🔹いきなり切り替えず、1週間〜10日かけて少しずつ混ぜる
🔹体調・便・食欲の様子を毎日観察
🔹合わない兆候(下痢・嘔吐・かゆみなど)が出たら中止
🔹食べないときは「ぬるま湯でふやかす」「トッピング」も可
🔹一度で合わなくても、フードのタイプを変えるだけで改善することもある
色々な情報があって迷ってしまいますが、焦らずワンチャンの様子を見ながらゆっくり試してみてください。
「やめたほうがいい?」と悩むあなたへ伝えたいこと

ネットの声に振り回されすぎないで
ネットで検索すると、不安になるような口コミばかりが目についてしまいますよね。
でも、書かれていることをすべて鵜吞みにしなくても大丈夫だと、私自身、調べていて感じました。
実際には、ロイヤルカナンを使っている飼い主さんは3人に1人とも言われています。
だからこそ、不安な声ばかりに振り回されず、信頼できる獣医さんの意見や根拠のある情報、そして何よりも目の前の愛犬の様子を見てあげてください。
「あなたの犬にとってどうか」を見極めよう
他の子はダメだったからといって、自分の子にも合わないとは限りません。
逆に、良いと言われているフードでも、合わないことだってあります。
だからこそ自分の家の子ベースで考えれば大丈夫です。
便、毛並み、食欲、表情など…
日々のちょっとした変化を見逃さず、その子にとっての「ちょうどいい」を見つけてあげてくださいね。
「迷った経験があるからこそ」納得の選択を
私自身、たくさん悩んで調べて、ようやく「これでいいんだ」と納得できました。
きっと、この記事をここまで読んでくれたあなたも、愛犬のことを大切に思っているからこそ迷っているんですよね。
大丈夫です、きっと毎日みているあなたの判断がいちばん正しいと思いますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
どうか、愛犬との毎日がこれからも楽しく過ごせますように。
もちこ